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Still Full / 22&GAZZILA


1.We Back
2.Flow Rider
3.Luv my hood
4.We don't care feat遊戯
5.Street Life
6.One Day

★★★★★★★☆☆☆


韻踏合組合のHEADBANGERZ主導のクルー・HB FAMILIAに所属し活動を続ける22とGAZZILAの2MC。それぞれ22がLOWSTYLERZ、GAZZILAが音麻心の一員としても活動していた。本作は「
FULLSMOKE」以来となる2ndミニアルバム。2007年11月20日発売。

いや、本当にカッコ良い。関西出身としては珍しいバリバリのウェッサイ系の2人。その魅力はズバリ「メロディセンスの良さ」に尽きるだろう。ラフでロウな22と陽気なガナリ声のGAZZILA。一見陰陽の関係でバランスを保っているように見える両者は、「そんなラップなのにフロウがスムース」という共通項を持つ。あからさまな歌フロウに転じるわけでもなく、ましてやシンガーにHOOKを丸投げするわけでもなく。それでもそれぞれの曲には、ウェッサイらしい気持ち良い手触りが感じられ、確かなラップのカッコ良さも失われていない。

特にやたらに色っぽい22のラップには、この手のHIPHOPが苦手な方にも是非触れて欲しい。ローブロー連打のような要所での巧さの重ね掛けが魅力的な「
We Back」でのHOOKなんてセンス良すぎ。存在感のある声を聴かせるGAZZILAも、負けじとノリの良いHOOKを見せた「Flow Rider」を筆頭に申し分ない働きぶり。初めて彼らの声を聴いたのはHEADBANGERZの「HB FAMILIA」だったが、主役のHEADBANGERZやYOUTHを押しのけて一番目立っていたあの力量は本物だったと改めて感じた。

作品中にワックMC斬り、地元愛、決意表明、チルソング、そしてローライダーものとこの手のHIPHOPに必要な要素を全て仕込んではいるが、リリックでどうこう聴くタイプの作品では無い。それよりも、「
We don't care」でトリを務める遊戯の存在感が霞むほどの、純粋なラップスキルの高さにただただ圧倒されるべし。
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