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0.0.0.9.9.9. / GASHAAN!!?



1.NA〜NA〜NA〜 
2.sOko! 
3.000999 feat. GWASHI 
4.Space Station 
5.camouflage feat. Aquila Extra 
6.MAR'S ATTACK 
7.MADNESSSSS!! 
8.Bare-Bare feat. Necogata One,Uncle 
9.MILK BAR feat. Misa 
10.On/Off feat. Uncle 
11.Re:Play 
12.Conti-New Wave 
13.camouflage feat. Aquila Extra(Dr.Due Remix)
 

★★★★★★★★☆☆

低音域担当でラフなフロウで攻めるShinpeiと、高音域担当で歌心もあるShoheiの2MCにトラックも手掛けるDJ MARから成るGASHAAN!?。これは彼らが直前にリリースしたサンプラーを経て2007年4月18日に発売した1stアルバムだ。恥ずかしながら僕はこの作品を発表するまで彼らの事を全く知らなかったのだが、どうやらGWASHI周辺と親しく、10年に及ぶ活動歴があったようだ。プロデューサーにはGWASHI、エンジニアにはイリシット・ツボイを迎えての製作となっている。随所にGASBOYSへのリスペクトも感じられ、日本のHIPHOP史で最も異端と言えるあの血脈が2007年まできっちり受け継がれている事に驚いた。

アルバムの完成度を格段に高めているのは何と言ってもそのサウンドだろう。DJ MAR、AMN-fomation、Necogata-One、Dr.Dueとほぼ身内で固めたトラックの数々が余りにも刺激的で、聴く前は正直そこまで期待していなかったぶん本当に圧倒された。HIPHOPがオリジナリティを求める音楽ならば、皮肉にも「HIPHOPらしくなくなる」ほどオリジナリティは高まるわけで、その意味で彼らのサウンドはHIPHOPに忠実でないが故に、未だに90年代のサウンドを追っかけ続けているアーティストよりもHIPHOPに忠実と言える。勿論90年代式のHIPHOPも大好きだけど。

エレクトロニカロックもスペースファンクもノイズもドラムンベースもビッグビートも全部持ち込んで、HIPHOPルールに囚われずに音楽的欲求に従って作ったトラックは、「この曲はディスコ調でこっちの曲はビッグビートで〜」などとうかつな解説を挟ませない。そこに純なHIPHOPサウンドの要素はベースライン以外ほとんど姿を消しているが故に最もHIPHOP的にクリエイティヴ。本当に全曲においてサウンドがカッコ良すぎる。なんじゃこりゃ。

ラップはGWASHIのユニークさも多少持ち合わせながらも特にメッセージ性を持ったものではなく、音との化学反応とそのリズムを楽しむものとなっている。その意味でリリカルな部分を求めるリスナーには合わないかもしれないが、この音楽として高次元化された二人のラップも見事にキャラ立ちしている。特にShhoheiの「MADNESSSSS!!
」のようなエレクトロニカロックにも難なく合わせる歌は、目まぐるしく姿を変えるトラックに対して2MCだけで対応する際の大きな武器になっていた。

一曲ごとに解説を加えるつもりはない。ラップ・音共に人を選ぶ要素はあるものの、収録曲のほとんどがレコメンド曲だ。GASBOYSの血族が各ジャンルの良い所だけかっぱらって現代的に生まれ変わった。GASBOYSやGWASHIの諸作品の扱いがそうであるように、この作品もめでたく日本のHIPHOP史に燦然と輝く名盤達からかなり離れた所で信者を集め怪しい光を放ち続けるだろう。スペシャルサンクスにZEN-LA-ROCKの名前があるのが見る前から確信出来た。
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