RATID -Realize A Thing In The Depths-

新年度からは下ネタを言わない。
<< 美髯公 / UZI | TOP | How To Ride / 達磨様 >>
遼の最近読んだ本
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

web拍手
| - | - | -
SAMURAI SWORD / 565
 


1. h & 565
2. 侍刀-SAMURAI SWORD-
3. Let’s Get High
4. 警告
5. 掴み取れ feat. Rino Latina II
6. Smokin' Drive
7. 酒祭り feat. Nashawn
8. JRA夢物語
9. 一獲千金 -OUT FOR THE CASH-
10. 仁侠スピリッツ
11. 通りゃんせ feat. 神
12. 聞きたくないニュース
13. クソッタレ日本
14. 俺あんま怒らせんなよ
15. 猫野郎
16. -BET 2003- feat. 般若
17. I don't play that feat. Grafh
18. God Hand feat. Janman from Fu-rin Kazan
19. 斬り捨てご免 feat. Rino Latina II, D.O
20. 渋谷のドン? feat. F.U.T.O. From Fu-rin Kazan
21. THE FRONT OF ARAMAMENT-武装戦線- feat. MC仁義
22. ろくでなしの叫び feat. 妄走族
23. 己
24. VICTORY feat. Twigy


★★★★☆☆☆☆☆☆

ファミリー企画「565Familia」を経て、妄走族から565のソロデビュー作。2005年6月5日発売。トラックプロデュースは全曲dj honda氏の手による。

このアルバムの概観を理解するには565というラッパーよりも、エグゼクティヴプロデューサーであるdj hondaという男の作品作りから見ていく方が理解し易いだろう。dj hondaは自分がプロデュースするラッパーのソロアルバムではskitを多く配置し、短尺曲を大量に投下してアルバムを構成していく。だからこの565のアルバムが24曲中ほぼ半分がskit、3分を超える曲が「Let's Get High
」と「ろくでなしの叫び」だけで、トータル演奏時間が48分という短さであるのも恐らくは565よりもdj hondaの意志によるところが大きいのだろう。賛否両論あろうが、少なくとも2009年に発表されたProblemzとのコラボアルバムではこの手法がライヴ感を上手く演出していて、かなり楽しめる事が出来た。

ただ565とのこのアルバムでは、その拘りは消極的なメリットしか生み出さなかった、というのが結論だろう。つまり客演陣も多くdj hondaのやり方により短尺曲が多いおかげで、565のどうしようもないラップは可及的速やかに聴き終える事が出来る、ということ。つまらないラップが流れてきても2分少々我慢すれば次の曲にささやかな望みをかけながら聴き続けられる。まぁ、結果的に24曲終わってからそんな期待は無駄だったと気付くんだけど。賢い人ならもっと早く切るのかもしれないが、最後にTwigyが控えてるのが悪い!!

それでもイントロから「掴み取れ
」あたりまではリリックも稚拙ながら嫌味がなくそこそこ楽しめたので、「あれ??巷の悪評ほどじゃないんじゃないか??」という思いも抱いた。ただ明らかにリリックにやる気がないNashawnとの「酒祭り」あたりからいよいよ565の本領が発揮され、以降は目も当てられないラップとリリックをゲストの存在だけを頼りに延々と聴き続ける羽目に。

こんなラップをずっと聴かされてきたのに、「猫野郎
」では実在するラッパーを馬鹿にしながら「そういう奴がHIPHOPを駄目にするんだよ」とのたまう。本場のHIPHOPエキスを抽出してぶっとい職人技で魅せてくれるdj hondaの音を踏んづけまわしてるこのアルバムの565以上にその言葉が似合う奴は何人もいないと思う。「渋谷のドン?」ではK DUB SHINEをディスしている。どうやら「リリカル的なドン」とK DUBが釈明したのが気に入らなかったらしいが、その後「謝ればおごってやるぜ 吉野家の豚丼」というとびきりリリカルな言葉を吐いてるあたりもうなんか565の方がリリシストでいいやと思った。

掴み取れ」でのRINO、「THE FRONT OF ARAMAMENT」でのMC仁義、「VICTORY」でのTwigy、そして全編に渡ってNYの音をオリジナルに昇華したトラックを提供したdj hondaなど、それぞれ頑張っていた人もいるものの、それを全て無に還すラップはある意味凄いと思った。HIPHOPを聴きたがっている友人に入門作としてどの名作を勧めるか、というのは非常に迷うながらも充実した時間であるが、もしHIPHOPを嫌いになりたいけど何を聴けばいいか、と訪ねてくる友人がいたなら迷わずこれを渡せばいいんだろう。残念ながら素晴らしく効き目はあるはずだ。
web拍手
17:49 | 565 | comments(0) | -
スポンサーサイト
web拍手
17:49 | - | - | -
コメント
コメントする











04
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--