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Japanesta -Little Boy&Fat Man- / Phobia Of Thug
 

1.Intro〜air-raid alarm〜
2.Little Boy & Fat Man
3.戦友
4.Talkin' about my hood
5.Tought Not Enough feat.E-eight
6.Matter Fact
7.Winning The Case feat.DJ SIDE-2
8.Dedicated... feat. 來々

★★★★★★☆☆☆☆


1stフルアルバム「Hydrophobia」発売からちょうど一年後、2006年4月20日に発売されたミニアルバム。日本のHIPHOPの中でも割と名の通った存在であった割に、実はPhobia Of Thug名義で出した作品は2作品だけ。Little BoyとFat Manという、広島、長崎の原爆の名を自身に照らし合わせたサブタイトルを冠しての登場だ。

とは言ってもタイトル曲も戦争という題材そのものをメインに据えたものではなく、「
戦友」と合わせて、あくまでも戦争に見立ててラッパーとしての自らの活動を描いた曲だ(勿論戦争自体への言及も幾分かはあるが)。そして4曲目「Talkin' about my hood」以降は全くリリックの題材としては戦争は関係なく、いつも通りのノリで展開します。

ただハスリン(orラッパー)仲間との別れを戦場での別れに見立てた「
戦友」は、アイデアは良いのに音が勿体無い。トラックを手掛けるほぼメンバーみたいなDJ 4-SIDEがビートに乗せた「いかにも」なシンセは、しようと思えばいくらでも情緒的だとか哀愁漂うなんて言葉で擁護出来るんだろうけど、正直良く頑張ってるリリックの重さに比べるとあまりにも軽すぎる。もっと泥まみれのビートであればリリックとも彼らの声とも相性が良く、語られる言葉の生々しさも何倍も違っていたことだろう。その点「Little Boy & Fat Man」にはまだその傾向が見られるため、幾らか歯応えのある出来に仕上がっている。

他のDJ 4-SIDEのプロデュース曲も余りにも迫力が無さ過ぎてこの作品に関しては関わらない方が良かったんじゃないかと思ってしまう。逆に他のトラックメイカーが頑張っていて、中でも海外から迎えたG-MAN STANが腕を揮った「
Tough Not Enough」は良い。ヴァース部分では下層で唸り続けているベースが、HOOKではコード進行はそのままに尖ったギターへと姿を変え一気に牙を向く。ドライな切り捨て方がニヒルなMr.OZ、相変わらず全然上手くないけどこういう曲では妙な迫力を纏うGanxta Cueも絶好調で、今作のベストナンバー。そしてDJ SIDE-2がプロデュースした「Winning The Case」の力任せなビートも中々良い。珍しくリリックに関しては何の内容もなくペラッペラだが、まぁ間違いなく狙ってのことでしょう。考えなしに頭を振れるアッパーチューンだ。

Mr.OZとGanxta Cueのラップに関しては、これは安定していると言って良いのか1stの頃と全く変わらないんだけど、ちょっとそれを支えるトラックが弱すぎだと思う。ラップの迫力はもう屈指のレベルに達しているのだから、後は音に恵まれれば文句なし。その点珍しくレイドバックした「
Dedicated...」なんかも新機軸で良いと思う。目新しかった。しっかしMr.OZのリリック、声はもうそれだけで才能だなぁ。リリシスト。
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