1.Intro(MESSAGE)
2.Driving feat.SIVA
3.Bad Boy X'mas feat. GANXSTA D.X,FRAGRANCE
4.夢(My Dream) feat.三善/善三,DOC KMC
5.クラブミュージック(出会いと別れ) feat. MINESIN-HOLD
6.Don't Cry feat. ブッチャ−
7.かんしゃ ママ
8.Skit
9.大きく育て
10.財宝 feat.HYDRO MANIA GENTLEMEN
11.ダーティー・ダンディー
★★★★★★★☆☆☆
一般リスナーからの人気は走馬党随一でしょうか。嫌いという意見をほとんど聞かない人気ラッパー、山田マンの1stソロ。なんといっても泣けるHIPHOPを選んだら必ず入るクラシック「
かんしゃママ」に話題が集まるわけですが、他にも色々見るべきところのある力作です。2003年発売ながらRG A.I.R 4THの時みたいなひんまがりフロウじゃないしね。あの時のフロウだけはどうしてもダメだ。で、アルバムに話題を戻すと走り馬達の強力援護で勢い付いてくる中盤からの楽曲群でヤラれた方が大半では。フロウに緩急付けて的確に韻を落としてくる三善氏の好調ぶりが光る「
夢(My Dream)」(初っ端のDOC KMCいらないなぁ)、相変わらずMINESINのクールさが映える「
クラブミュージック(出会いと別れ)」と男汁マニアへのサービスチューンを披露してくれたあとに続くのが大人気の二曲。特にやっぱり「「
かんしゃママ」は今更語らなくてもいいんじゃないかってくらい語り尽くされてますが。一応僕なりの意見を述べておくと、誰にでもリンクする思い出を語るリリックの綿密さがどんなリスナーの心にもこの曲が届いた理由ではないかと。間違いなく2003年を代表する一曲。ただ、かねてより親交のあるギャングスタラッパー勢がコアなファンのいる爆裂押韻コンビHYDRO MANIA GENTLEMEN以外元気が無かったのが残念で、それらの曲をなくしてコンパクト納めればもっと良い作品になったはず。まぁそれでも及第点は十分超えてるのでファンなら買い。裏ジャケに「
Skit」と、山田マン萌えのリスナーにも完全対応。