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SONGLINE / HB
 

1 INTRO  
2 PARTY FREAK  
3 裏口 feat.SWANKY SWIPE  
4 RAPPER'S HIGH feat.MASH  
5 春の白昼夢 feat.HOME MADE 家族  
6 ONE LOVE  
7 新たな一歩…feat.SUPER TRASH  
8 HERB `N' SPICE IN LIFE  
9 WE MAKE MUSIC feat.HAB I SCREAM  
10 INTERLUDE  
11 THANKS  
12 AFTER SUNDAY〜SUNSET REMIX〜  
13 AIN'T GOT NO SOUL feat.ANTY the 紅乃壱

★★★★★★★★☆☆


元HOME MADE 家族のメンバーであるH.O.Z.E.とシンガーのRyu-Bから成るHBの2ndフルアルバム。2004年5月26日発売。

何せこのグループはH.O.Z.E.が上手い。緩急織り交ぜた矢継ぎ早に言葉が繰り出されるフロウは、今思えば「
Whoa」の頃のSEEDAなんかにも通じるものを感じる。過度に強調された発音で発声される英語と日本語が混じったバイリンガルなリリックスタイルもかなりスムースに聴けるよう完成されており、失敗例がそこら中に転がる日本のバイリンガルラップの中でもそのレベルは抜けていると言えるだろう。かと思えば「Herb'N'Spice In My Life」では普通に聴けちゃうくらいバリバリのHIPHOP SOULを歌いあげたり、その多才ぶりには目を見張るばかり。

特にトイズファクトリー配給のアルバムにも関わらず草ネタ満載でお届けする序盤の完成度は特に凄まじく、初っ端で一気に畳み掛ける攻勢に圧倒される。1stからの付き合いであるRhemario A.Webberプロデュースによる「
PARTY FREAK」にしても初期BESとH.O.Z.E.の高次元でのせめぎ合いが最高に刺激的なSwankyプロデュースの「裏口」にしても、ラップはもちろんのこと、HIPHOP的なブラックエッセンスを包含したままハイファイに仕立てられたトラック群のまとまりが、その裏に読み取れるギリギリの危なさにも関わらず彼女とでも聴けちゃうようなシャレたスタンスを確保している。DJ U-ICHI(HOME MADE 家族)、FORCE OF NATURE、Daisuke Imai、Hab I Scream、Sonpubなど多数のプロデューサーを迎えているにも関わらず、また決して純粋なラップアルバムとして一本道を突き進んでいるわけでもない多面的志向性にも関わらず、作品として見るときちんと纏まっているあたりHBのそのアーティスト的な感覚の鋭さには脱帽するしかない。ジャケやらブックレットやら、どの要素を切り取ってもシャレてて、そうしたそこかしこのセンスの良さと楽曲の水準を思えば、BuckwildやBush Babeesに認められるのも納得出来る気がする。

ポップなフィールドがこれほど勿体無いラッパーもいないと個人的に思うKURO以上にMICROが頑張ったチルソング「
春の白昼夢」や、HABの名作「The Circle」の音をHB仕様に組み替えたような温かみある「WE MAKE MUSIC」も、その出来の良さに言及せずにはいられない。

まぁ「
ONE LOVE」や「新たな一歩…」で自分を表現しようとするとどうしてもH.O.Z.E.のフロウが弱くなってしまう事や、決して悪くはないけれどここまで全く言及しなかったことから評価を推し量って頂きたいRyu-Bの必要以上の参加頻度など、残念な点もないわけではない。また、手の届く範囲で事を終えたハンドメイド感が気持ち良かったのに最後に仰々しく世界を憂いた「AIN'T GOT NO SOUL」でアルバムを締めてしまうのも違和感がある。

ただH.O.Z.E.の日本のHIPHOPでは稀少すぎる万能さや、そこから転じて何をやっても様になって高水準のものを送り出してしまうグループとしての感性の良さ、ウェッサイ以外のHIPHOPで彼女と何聴けば良いかわからず頭を抱えているリスナーも大喜びなハイセンスなアルバム形態は、そうしたマイナス要素を補って余りある。これまた現在ではほとんど話題に上がらないグループであるが、彼らを知らないリスナーは勿体無い、と心から思う。
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23:57 | HB | comments(2) | -
WELL DONE / HB


1. Intro
2. ROCK the HOUSE(ASIAN PIMPS Remix)
3. Do my thing(Album Version)
4. Think about you
5. Ready to go?(Interlude)
6. WALK ABOUTfeat.椿
7. Do you know where you’re going to
8. DECOYfeat.MICRO and KUROfrom.HOME MADE家族
9. By the wall(Interlude)
10. You know
11. Feels good
12. ¥¥¥(Interlude)
13. the Joker
14. RIN:NE(Album Version)feat.asm.
15. What does“LOVE”mean?feat.LUV and SOUL
16. By the wall
17. ROCK the HOUSE


★★★★★★★★★☆☆


元HOME MADE家族のH.O.Z.EとシンガーのRyu-bによる名古屋発のユニット、それがHB。現在はもう活動情報が全く耳に入ってこないので活動しているのかもわからないが(誰か詳しい方いらっしゃいませんかー!!)この1stアルバムはそんな現在の活動の乏しさを一段と残念に思わせるだけの眩しい輝きを放っている。特にラッパーのH.O.Z.Eの方は歌詞カードをざっと見たところその英字の多さにバイリンガルスタイルな印象を受けるが、実のところ日本語の操り方がハンパじゃなく巧い。二ヶ国語語彙自由自在、これこそ真の言語二刀流。初っ端の「ROCK the HOUSE(ASIAN PIMPS Remix)」においては特にその日本語リリックのカッコ良さが活きていて、我が物顔で好き勝手にフロウするAsian Pimps勢に喰われず一人で対抗、その切磋琢磨の末滅茶苦茶痺れる一曲を作り上げてしまった。そしてもう一つこのアルバムを名作たらしめているファクターが「シンガーとの相性の良さ」、これに尽きる。Ryu-bとは勿論のこと「WALK ABOUT」と「RIN:NE(Album Version)」における女性シンガーとの見事な掛け合いはH.O.Z.Eを名古屋どころか全国トップクラスのラッパーに位置づけるのに十分な説得力を持つ。この二曲も本当いい曲で、そこらのそこらの洋楽よりよっぽどシンガー×ラッパーの魅力を発揮している。Ryu-bの歌モノ(あの名曲のカバーまで!!)もいいアクセントになっていて、一枚通してバーで流れてそうな妙に小洒落た印象を受ける。主にH.O.Z.Eの凄まじい技量によってアッパーチューンからラブソングまで綺麗に一つの大きな流れの中に収めきった良作だ。女の子と二人の時にかけるのにはもってこいなくらいテイストフル。
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23:39 | HB | comments(6) | trackbacks(2)

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