RATID -Realize A Thing In The Depths-

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Egoist / MINESIN-HOLD


1.INTRO
2.EGOIST
3.COMMON
4.W MUGNUM feat.RUDEBOY FACE
5.FIRE
6.UH...BABY feat.HI-D
7.FREE(skit)
8.月光 feat.D.O.
9.PASS THE MIC feat.ラッパ我リヤ
10.ANTHEM 2004 feat.ARK

★★★★★★★☆☆☆

走馬党のソロマイカー・MINESIN-HOLDの2ndアルバム。デビューアルバム「BOOM!!!
」から8カ月でのスピードリリースとなる、2004年2月12日発売。

いつも通りのナルシズム、オレイズム全開でのHIPHOPど真ん中大闊歩。よくよく考えてみればデビュー作の「
BOOM!!!」もこの後に出る事になるミニアルバム「LOVE」でも作品作りへのアプローチは全く変わって無くて、至極単純な事に気付く。これが全部フルサイズのアルバム3枚だったりしたなら流石に飽き飽きしてくるところだが、全ての作品が程良く短いためそれぞれスッと聴ける。10曲34分足らずの本作も、ベッドソングにブランツもの、パーティチューンが1曲ずつにあとは全て単純明快なセルフボースティングもの。それぞれのアルバムとしての狙いがどうのだとかを考えるよりは、トラックメイカーやゲストの使い方などの方法論を変えて同じ着地点を目指す、楽曲それぞれでの実験成功例をつまみあげてイケてるラップミュージックとして楽しむのが作法だろう。

そしてそのやり口は、MINESINのソロ作のうちこの作品が最も面白い。相変わらずこれぞ名曲!!といった趣のものこそ微塵も無いが、何度も繰り返されるリピートボタンに耐え得る噛み応えのある楽曲が並ぶ。DJ ARTS製のオールドビーツ上手いとこどりの音に載せて自分に酔う「
COMMON」、「楽しければそれでいいじゃん!!」をモットーにお堅い事抜きにパーティHIPHOPの原点を目指したお気楽な「FIRE」、早めのビートで息をもつかさず駆ける、D.O.との掛け合いが見事なブリブリチューン「月光」など、決してMINESIN自身は華のあるラッパーではないのだけれど、それぞれ曲の掴み方が凄く上手い。曲ごとの色が凄く綺麗に出ており、その単純になりがちなフロウと声も込みで余裕で楽しめるほど聴いていて楽しい。

特に走馬党の面々とRUDEBOY FACEを呼んだ男祭り仕様の曲のクオリティはMINESIN関連作品でも上位に入るカッコ良さ。中でもGPがまんま餓鬼レンノリの跳ねたドラムの中華トラックを用意してRUDEBOY FACEを活かしきった「
W MUGNUM」のごちゃ混ぜな掛けあわせの楽しさは、例えば餓鬼レンジャーの2nd以降の作品よりもずっと名作「UPPERJAM」のノリに近くて良い。

客演として、特に走馬党外の作品に参加すると、とかく無難なラップだけが残って味気無いラッパーに感じてしまうMINESINだが、その腕の見せ所は実は見事に作品全体をコントロールするソロ活動にある。走馬党ファンの視点から見ても、一般リスナーの視点から見ても中庸な立ち位置にある人ゆえにどちらからもその評価をおざなりにされがちなMINESIN。だが、ソロ作品での上手い立ち回りを聴けばソロマイカーとしての彼の力量に気付くことだろう。
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18:32 | MINE神-HOLD | comments(0) | -
BOOM!!!!! / MINESIN-HOLD



1.MINESIN'S COMIN'
2.BOOM!!!!!(BLACK BIRD remix)
3.コブラ77feat.ARK
4.U FEEL ME?〜キテミナ〜feat.Q
5.DANCE
6.逃避行
7.生中継
8.COOL DADDYfeat.山田マン
9.BOOM!!!!!



★★★★★★★☆☆☆





走馬党随一の多作家、MINESIN-HOLDの1stアルバム。実のところ僕の走馬党内でのMINESINの評価はそんなに高いものではなかった。その原因は他のメンバーに比べての韻の踏み方の浅さだったり、あまり走馬党内に持ち込んで欲しくなかった一種のギャングスタ的思想であったり。声質やフロウは魅力的なものを持っているのに、その辺りの事が影響して聴き始めの頃は多少なり彼を敬遠していた。
しかしこのアルバムはどうだろう。そんなちっぽけな敬遠理由が馬鹿らしくなるほどきちんと練り上げられた、彼の魅力が伝わってくる作品となっている。飛びぬけた名曲と呼べるような曲こそないものの、MINESINの様々な側面を多様なタイプの曲で見せてくれる。何気に走馬党の面々が好んでやまないのがラブソングであるが、MINESINも例に漏れずに収録した「逃避行」は切ないリリックが中々良い。声が渋いだけにちょっと気取ったクールっぽさが良く似合う。DANCEチューンの王道を地でいきまくりな「DANCE」のノリやすさや「COOL DADDY」の山田マンとの絡み(ハードコアな曲なのにHOOKのリリックはアホらしくしてくる男前な気合に脱帽)など、粒揃いの曲が並ぶ。そんな中で今作最も良い出来なのが「U FEEL ME?〜キテミナ〜feat.Q」だ。QはHOOKのみの参加ながら存在感は抜群。この病み付きになる中毒的HOOKは中々曲者だ。もちろん速いテンポのラップでこそよりカッコ良くなるMINESINの仕事っぷりは言わずもがな。MINESINが速いラップを披露する曲には外れがないとつくづく思う。
他には3on3に収録されたのをDJ CELOLYがREMIXした「BOOM!!!!!(BLACK BIRD remix)」も中々の良REMIXだ。核となる曲があるわけでもなく、正直名作と呼べるほど手放しで絶賛するようなアルバムではないと思う。しかし逆にこのアルバムを駄作と切り捨てる人もそうはいないだろう。バラエティ豊かな粒揃いの曲が並び、MINESINという男を知る入門書として薦めたい。本当に1stアルバムに相応しく、「自己紹介」という点ではこれだけきちんと自分の多くの側面を見せられたアルバムはそうはない。う〜ん、もしかすると堅実にMINESINが仕事をしたこのアルバムってそういう意味では凄い作品かも。
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16:58 | MINE神-HOLD | comments(0) | trackbacks(0)
LOVE / MINE神-HOLD



1.Love Feat.jamosa
2.クラブサーキット
3.One More Chance Feat.R-CROWN
4.Front Line Feat.ARK(コブラ77)
5.交差点 Feat.山田マン
6.Shine
7.Funky 4 U Feat.SKIPP, 山田マン, PAULEY, 三善/善三, ARK, GINRHYME DA VIBERATER, Q



★★★★★☆☆☆☆☆




さて、どうしたものか。2005年のラッパ我リヤの5thアルバムを皮切りに、にわかに動きが出てきた走馬党周辺。その我リヤのアルバムが傑作だったために山田マンのミニアルバムと同時発売であるこのMINE神-HOLDのミニアルバムにも期待を寄せていたのだが…。言いたい事は色々あるが、まずトラックがお世辞にもカッコ良いと呼べるものが少ない。はっきり言って短調で迫力にかける。特に前半の3曲はトラック次第でもっと良い曲に仕上がったはず。「One More Chance Feat.R-CROWN」に関してはR-CROWNのフック自体は良かったのだがトラックに抑揚がなく結局薄味の曲に。そしてMINE神-HOLDのラップもどこか面白みに欠ける。少し声を抑えすぎでは?というのが正直な感想。「昇喜乱舞REMIX」や「PLAY GROUND」くらいはっちゃけたラップも聴きたかった。また、「Front Line Feat.ARK(コブラ77)」は走馬党最年少タッグによる曲「ANTHEM2004」の続編的な曲で相当期待したのだが、これも残念ながらパンチ力不足。ラッパ我リヤのベストアルバム収録の「K.I.D」辺りからフロウと声の変わったARKの迫力不足はどうしたことか。先のラッパ我リヤの「RAPPAGARIYA」での走馬党集合曲ではいいラップをしていたが、このMINE神のミニアルバムでは全く元気がない。走馬党の中でも人気のラッパーだけに気掛かりである。走馬党全員参加の「Funky 4 U」も歴代の走馬党集合曲の中では良い出来とは言い難い。光っているのは安定した評価を持つINDEMORALの二人くらいだ。そんな中で唯一良い曲だと思ったのが「交差点feat.山田マン」。山田マンはフックと曲の最初と最後のフリースタイルのみの参加だが、存在感抜群。山田マン節炸裂の独特なフックは聴く度に癖になってくる。迫力あるトラックの上で速いラップを披露するMINE神-HOLDも非常にカッコ良い。昔の友達との現在でのすれ違いを描いた曲でメッセージ性もあり、この曲については純粋にお薦めである。ただやはり作品全体の印象としては凡作だと感じてしまう。ARKの元気のなさやトラックのインパクトの弱さもさることながら、肝心のMINE神-HOLD自身のラップまで印象が薄ければ仕方がないのだが、期待はしていただけに残念である。まだまだMINE神はもっと良い作品を作れるはず。
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14:03 | MINE神-HOLD | comments(2) | trackbacks(0)

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