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甜茶DEAD STOCK / ABNORMAL BULUM@


1.EBINOMA
2.but beautiful... feat.僕 des GARCONS
3.HOSINOKINKA
4.リアル鬼ゴ
5.ユゲだskill
6.容ギ者ブルマ
7.Very Roll
8.黙秘権 feat.DJチル村
9.夜バイ at Midnight feat.PAPICO
10.百式≒愛毒(Love Song??)
11.乱茶DEAD STOCK
12.ボーナストラック(インスト)

★★★★★★☆☆☆☆

ABNORMAL BULUM@は、MONCHI、アンジキジョイ、NAGAN SERVERの3MCに、トラックメイク、ライブDJを務めるDJ 拓音aka MASS CUT ヘルツェゴビナ、ちゅ〜やんaka 僕des GARCONS、DJ チル村を加えた計6名から成る、神戸を拠点に活動していたグループ。2010年に4thアルバム『AEGU』を発表後、6月20日に無期限の活動休止を発表した。本作は、そんな彼らが2005年5月28日に発売した1stアルバム。

正直、本隊のアルバムを全て持っているわけではないのだけれど、本作に限って言えば、その後の活躍を予感させるポテンシャルは見せつけながらも、やや総体的なインパクトに欠ける作品ではある。トラックを作り始めて3カ月らしいMASS CUTヘルツェゴビナがほとんどを手掛けるトラックは王道的な90年代式HIPHOPサウンドであり、コンスタントに平均点以上を叩き出す。が、それ以上ではあり得ない。

そしてそれ以上に、ラップが凄くまとも。変態ソングであるはずの「Very Roll」や「夜バイ at Midnight」すら、流し聴きするとなんか良い感じのヴィンテージ感溢れる正統派HIPHOPだったかのような印象に終わる(※MONCHI除く)。従って、初っ端でMONCHIが "お前らはつまみ つまり枝豆" とかっ飛ばす「EBINOMA」やウッドベースが渋い「ユゲだskill」など魅せる曲が幾つか仕込まれてはいるものの、ABUNORMAL BULUM@らしいオリジナリティに溢れているというよりは、公式に上手く乗っ取り、手堅いスキルで一定のハードル越えを果たしたといった形だ。カッコ良いんだけれど、今の彼らならもっと自分色に染め上げることが出来るはず。特に本作でのNAGAN SERVERのラップの印象の薄さはヤバイ。どちらかと言えば好きなラッパーであるけれど、本作ではマジでいたかどうかもわからないレベルだ。全体的な色彩の欠如に加え、相対的にキャラ立ちしている他の2人に完全に掻き消された格好。

意外とMASS CUTヘルツェゴビナの音も「HOSINOKINKA」や「乱茶DEAD STOCK」で元気だったりするし、その辺のバランスがまだ取れていなかったのかな、と思う。後々の活躍を知っているからこそ、本作を自主製作の1stらしい、力はあるけどまだ粗削りな作品として見てしまう。しかし何の先入観もなく聴けば、それなりのハードリスニングにも耐え得る頑健な作品ではある。
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09:16 | ABNORMAL BULUM@ | comments(0) | -

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