なんといっても注目はAKLO。ネットのフリーダウンロード音源配信で脚光を浴びて以降はビートジャッキン無双の彼。DABO,KREVA,ANARCHYがあからさまにクラシックを狙いにいった「I REP」や、ZEEBRAがベテランを引き連れ新境地を開こうとした「Butterfly City」なんかに自分のラップを乗せては軽々と原曲超えを達成。最近では「24 Bars To Kill」のリミックスも行い、ビートの扱いに苦慮するラッパーが多い中、段違いのスムースフロウをいつも通りに披露して見せた。SEEDAの「NO ONE BUT US」でも後ろに控えるNIPPS、SEEDAという新旧スターのヴァースが蛇足になるくらいのマイクリレー荒らしを披露し、誰にも止められない勢いで突っ走る、それがAKLOだ。