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NEW OLD STOCK / TWO-J


1.NEW OLD STOCK 
2.STILL GROOVIN’ feat.AK-69 a.k.a.Kalassy Nikoff 
3.STREET HAVE... 
4.SELF CONTROL 
5.BIG PLAYERS feat.KSKtheONE 
6.WOO!!HATERS!! feat.GHETTO INC. 
7.HOLIDAY IN RESORT feat.HOKT 
8.TWO FACE 
9.MONEY 
10.I NEED U feat.KSKtheONE 
11.SURF ON THE BEATS 
12.MUCH LOVE feat.BIG RON

★★★★★★☆☆☆☆

プロデューサーとしても活躍する愛知のソロマイカー・TWO-Jの2ndアルバム。2007年6月13日発売。

チカーノ系のトラックからG-Funk、純メロディアスなトラックまで、手広くこなしてみせるそのトラックメイカーとしての手腕は、このジャンルの中でも上位に食い込むレベルにあるだろう。TWO-Jのラップそのものは、リリックに深みの無い中学英語が並ぶこともあって、じっくり聴き込めるタイプの作品ではない。しかしこの手のジャンルを「そうしたもの」として割り切って聴ける方にとっては、その音のレベルと併せて、この時期に流して聴くにはもってこいの楽曲も多い。

1曲目に相応しい勢いを纏った「NEW OLD STOCK」、AK-69&B-NINJAH「
Move On -Remix-」の流れを汲んだ掛け合いが良い「STILL GROOVIN'」、ヴォコーダー担当のKSKtheONEと思いっきりメロウに振った「BIG PLAYERS」、「I NEED U」あたりは、その需要にキッチリ応えてみせた佳曲と言える。

その一方で拙い日本語のリリックが馬脚を晒す曲がアルバムの清涼感に水を差している部分が多いのも事実だ。アーティストに対する要求としてはこの上なく失礼なのは承知だが、自身の持つリスナー層の需要に応えるという意味では、「SELF CONTROL
」のように、無理にリリカルに攻めようとする楽曲は排除しても良かったと思う。このジャケットを見て、夏のカーステで聴くこと以外を当て込んで買うリスナーなどそれほどいないだろう。

中でも、アルバムの清涼感を台無しにしたという意味では、2chディス曲の「
WOO!!HATERS!!」はもうなんか色々と酷い。アルバム中で浮いているのはもちろんだ。そしてそれ以上にげんなりする点がひとつ。これは2chで好き勝手に悪口を言っていたオタク気質なリスナーをボコボコに締め上げて謝らせるという内容の曲なのだが、その脳内妄想で好き勝手に相手を攻めることこそ、あなたたちが2chに怒ってる最たる理由じゃないの??と思ってしまう。この曲じゃその仮想2ちゃんねらーと同じことをやってるだけじゃないのかなぁ。

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10:51 | TWO-J | comments(0) | -

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