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Jointed 2 Homies / LGY


1.Intro - The Start Mixed Up By Fill More     
2.North East No.1 M.I.C     
3.Playa Playa feat.Gipper,Erika    
4.凌ぎ feat. Mr.Raider    
5.L.S.L    
6.2 Face    
7.Skit From Kayzabro (For Ds455)    
8.Colors feat. Buzz     
9.Neccesary Pride feat. Terry     
10.Lifestyle Luxury feat. Hyena   
11.Dear Mama feat. Big Ron    
12.Honesty Feeling feat. 詩音    
13.Jointed 2 Homies feat. II-J    
14.Outro


★★★★★★☆☆☆☆

仙台で活動を続ける、RYOとHIROの2人組・LGYのデビューアルバム。2006年1月31日発売。

ウェッサイスタイルのHIPHOPの大半に当てはまる悲しい公式、すなわち、大半を手掛けたDJ No.2によるトラックはオリジナリティをやや犠牲にしながらも一定水準を保持しているのに対してラップが壊滅的、という構図は本作にも当てはまる。この手のHIPHOPには必ずいるようなダミ声を披露するRYOと、レゲエのルーツを感じさせるHIROのラップには、他のウェッサイHIPHOPを聴いたときの感覚が瞬時に再生され、もはやデジャヴしか感じない。メンバーが似たような同業者と多少入れ替わろうが気付かなさそう。。

それでもLGYとしての独自性に拘らずに聴けば、サウンドとして素直にカッコ良いと感じる部分は数多くある。やりすぎなハスリンリリックに耐性があるならば「
凌ぎ」のギラギラした勢いは純粋にアガるし、東北出身でこの手のHIPHOPでのラッパーとしては有望株なBUZZが暴れ回る「Colors」あたりは、この後のLGYの末路を考えずに聴けば、素直に評価したくなる尖り方だと思う。この業界の義務でもあるメロウチューンも、「L.S.L」の出来が一際光り良い感じ。

でも「
Dear Mama」で "気付いた親のありがたみ 大事にしてくよオレの命" と言う割に「凌ぎ」のHOOKでおどけた感じで "追い込み過ぎた客が吊った" とか言ってるその節操無さはどうなんだろう。いやまぁ、確かに自分の命は大事にしてるけどさ。なんにせよこの取って付けたような感謝ソングが、その後小田和正を迎えてプチヒットして出世していくんだから、わからないもんだ。でも確かに、ラップを除くとしんみりくるメロディではあると思う。初めてBIG RONの歌がイヤにならなかった。


ちなみに、このライブ映像が予想外に迫力があった。BUZZ(一番手の人)はやっぱり上手いなぁ。彼の所属するEIGHT TRACKのアルバムは隠れた良作です。

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