2011.04.09 Saturday
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1.Intro (A.THUG feat. Dj TY-KOH) 2.[Remix] (SCARS Feat. A.THUG, STICKY, SEEDA, BES) 3.Dogg Life (TWIGY, SEEDA, JASHWON, D.O., STICKY, BAY4K, BES,A.THUG) 4.Southside Kawasaki (A.THUG) 5.In Dro (SCARS feat. A.THUG, BAY4K, BES, SEEDA) 6.Hater (A.THUG) 7.Fuck Government (A.THUG) 8.Showtime For Life (SCARS Feat. A.THUG, BAY4K, BES, SEEDA) 9.Concrete Green Exclusive (A.THUG) 10.Fly High (DJ MUNARI Feat. SEEDA, A.THUG) 11.Homie Homie Exclusive (SCARS Feat. A.THUG, SEEDA, BES, BAY4K, EISHIN) 12.Real Thug (A.THUG) 13.We Here (DJ MUNARI feat.SHARP-A-DON,A-THUG,PITGOb,KAZU,ZORRO,D.O) 14.Thug Motivation (DJ SAC feat.A-THUG,BES) 15.Scars (SCARS feat.STICKY,SEEDA,BES,BAY4K,A-THUG) 16.Pain Time (A-THUG) 17.Love Life[Remix] (A-THUG) 18.Pioneer (L-VOKAL feat.LUNA,STICKY,A-THUG) 19.Flashsounds (SCARS feat.A-THUG) 20.Outro (A-THUG) 21.(FLAMMABLE Remix) feat.A.THUG / SEEDA
★★★★★☆☆☆☆☆
SCARSのリーダー・A-THUGの参加音源を収録したミックスCDアルバム。2008年11月21日発売。
他のSCARSメンバーや同世代のグループが新たに等身大のストリート感を発信する中、一人 "なぜならオレはギャングスタハスラー" と臆面もなく言っちゃうA-THUGのスタイルは、その意味で凄く退行的だ。しかしサラッとそんなことを言っちゃうトボケた感じや、その朴訥な語り口から短文で繰り出されるユニークなリリックは、そうしたイデオロギー的な部分での疑問点を補って余りあるほど魅力的でもある。「Thug Motivation」(元々は「Everytime Everywhere」ってタイトルだったような…)や「In Dro」を聴くだけでも、そのナードなラップが、ハードなマイクリレーをいきなり横っ跳びさせる効果を持っていることがわかるだろう。
そんな彼のラップを抜き出した本作ではあるが、マイクリレーものを数多く、ほぼフル収録することでA-THUGのラップだけにフォーカスしていない。そのことがA-THUGのラップだけを楽しみたい方には不満かもしれないが、個人的にはそのことが、聴き疲れの無いバランスの良い構成にしていると感じる。
しかし、本作はマイクリレーもののほぼフル収録、既発曲(Remixも多いがどれも可も無く不可も無く程度)の多さなどもあり、どちらかと言えば初心者向けの内容であろう。ファンにとっても、A-THUGソロ曲は「Fuck Goverment」などの未発表曲を含め2分を切るものがほとんどであり、やや消化不良な印象は拭えない。相変わらず中二英語シャウトをやたらに挟んでくるDJ TY-KOHの存在は初心者、ファンのどちらにとっても無益でしかないが。
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