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DREAM COMES TRUE / C.T


1.ZERO feat.DJ NISHIMIYA
2.You Let Know
3.〜SKIT〜
4.CASH TRAIN
5.Still My Life feat.MIKRIS,B.D.the Brobus
6.〜SKIT〜
7.RUN
8.Dive de Cuts!
9.LA.LA.LA.Weekend

★★★★★★☆☆☆☆


BIGZAM率いるB.B.Incに所属し、HARLEMのサイドMCも務めるC.T。本作は、2枚のストリートミニアルバムを経ての1stアルバム。2008年10月29日発売。


いや、思ってたよりもずっと良かった。クリアな声質と小気味良いフロウを武器に名をあげてきたC.Tだが、これまでのソロ作をいざ聴いてみると、そのボキャブラリーの偏狭さが浮き彫りになってしまっていた。結果、同じような言葉を延々並べただけの曲が続いて、あまりにも味の無いアルバムに。

本作ではその点を反省してか、曲のテーマを明確に設定し、リリックにある程度メッセージを込めて歌っている。もちろん思慮に富んだ深いメッセージソングを聴くなら、リスナーにはC.Tよりもずっとベターなオプションが大量にある。しかし各曲に歌としてのアイデンティティを持たせたことで、これまでのラップにあった金太郎飴感は大きく減退した。まだ少々無味乾燥に過ぎる感はあるし、先述のようにリリックを深く聴いて噛みしめるほどその詞に耐久性があるわけでもない。しかし曲がりなりにもリリックの使いまわしが減ったことで、C.Tに求められる、シンプルにイケてるHIPHOPを、これまでのストリートアルバムよりずっと達成出来たと思う。ぶっちゃけメッセージの内容はさして重要じゃない。さして揺さぶられるものがあるわけでもないし。ただ、それよりもリリックが多様化したことにより、ラップのやっつけ感が無くなったのが大きい。

25分という自らのラップの特性を押さえた構成の中で矢継ぎ早に放たれる、DJ MISSIE、YAKKO、KEY-MAKER、SUIらによるヴァラエティ豊かなトラックが更にアルバムとして聴かせてくれる。その流れの中で満を持して始まる、ユルいノリの「
You Let Know」や「RUN」などのパーティーチューンは、これまでのストリートアルバムよりもずっと聴きたかったC.Tが聴けて満足。具体的に半生を振り返った「LA.LA.LA Weekend」なんてこれまでの作品じゃとても聴けなかっただろう。

上辺だけメッセージをつくろってみたラップは、中身なんてぶっちゃけ無いに等しいけれど、C.Tがソロ作品を作るにあたっての試みとしては良策であろう。そのラップスタイルを批判しようと思えばいくらでも出来るんだろうけれど、これまでの作品のXBSっぷりが悲しかった身としては、本作は純粋に嬉しかった。C.Tが好きな方には本作こそドンピシャじゃないでしょうか。HOOK構成力の向上も地味に評価ポイント。


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02:03 | C.T | comments(0) | -

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