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SPICY CHICKEN / KYN


1.INTRO feat.PITC produced by KYN
2.RAP GAME / produced by DJ CHANG ONE
3.THA LIFE / produced by DJ CHANG ONE
4.R U READY? / produced by DJ CHANG ONE
5.WAX-N-KYN(PART 1) feat.WAX produced by KYN
6.BRING or RUST / produced by KYN
7.SPICY CHICKEN / produced by KYN
8.サイレントキラー / produced by KYN scratched by DJ CHANG ONE
9.THA WALK / produced by KYN
10.SELL OUT / produced by KYN
11.ピエロ feat.NRIKIYO produced by KYN
12.UNFIELD feat.あるま produced by KYN
13.STAY BUCK / produced by KYN
14.我が闘争/ /produced&scratched by DJ CHANG ONE
15.THE ENDRACE / produced&scratched by DJ CHANG ONE


★★★★★☆☆☆☆☆

SD JUNKSTAのメンバー・KYNの1stフルアルバム。2009年10月21日発売。

"何も言わない 何かが出来るまでは 口つぐんだままのサイレントキラー"(「
サイレントキラー」)と語るKYNの、全国流通では初となるフルアルバムである本作は、その実直な姿勢がよく表れた作品だ。ビートからの一定の自由度を確保しつつもファンダメンタルを重視したフロウも、装飾を極限まで削ってボトムで語る10曲のセルフプロデューストラックも、それを後押しする。

そのため平坦で一徹な空気で続いていく前半部分は正直退屈な部分が多い。味のあるラップと音の組み合わせではあるのだが、その手持ちの組み合わせ方が数パターンのオプションしかなく、「実直であるがゆえに地味」を地で行ってしまっている。その中に溢れる、SD JUNKSTAメンバーらしいせっかくの匍匐前進思考の強い主張も抑揚のない流れに埋もれがち。

どちらかと言えば客演を交えて、流れを明確に締めにかかる後半の方がラップ、トラック共に光の当たり方が変わって、相対的に新鮮ではある。特に、「
ピエロ」でのっけから挑発しにかかるNORIKIYOのリリックは流石。

平坦な土臭さの中から耳を真黒にして言葉の端々を掘り出してみれば、その一徹な姿勢により魅力を感じることも可能ではある。がしかし、それは音と言葉を分離して初めて可能になる作業であるという点で、最早音楽の楽しみ方ではなくなる。要するに、伝えたい固い意志があればこそ、本作では言葉・トラック共に、もっと色んな寄り道をするのもありだったんじゃないかと。しかし、15曲45分でコンパクトに纏められた本作は、アーティストがストイシズムを貫いたときに波及効果として出てくる聴き辛さをほとんどカットすることに成功している。これは次回作に向けての、一つの糧となるんじゃないだろうかと勝手に思ってます。


PV-WAX-n-KYN feat.WAX
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10:27 | KYN | comments(4) | -

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