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MONTIEN III / MONTIEN


1.Intro
2.STRESS SESSION 
3.Safari 
4.DO IT feat.CHIEF LOW,XBS
5.GET AWAY SCAT 
6.ゆく河の流れ
7.SKIMMING feat.ASIAN STAR
8.MOON ERECTION 
9.虜ロール 2004 
10.Sunset Strip 
11.G.A.H.2006
12.Outro 

★★★★☆☆☆☆☆☆


SUIKEN、MACKA-CHIN、TINAによるMONTIENの1stアルバム。前2作は6曲ずつのミニアルバムだったわけで、ようやく12曲入りと、それなりのヴォリュームで届いた本作も、インスト5曲、前2作収録曲のヴァージョン違いが2曲に、既発曲「虜ロール 2004
」を含めて演奏時間は38分。これで3000円って素敵すぎる。結局やる気があるのか無いのかわからないユニットだが、ともかくのんびり活動を続けて、本作は2006年3月15日発売。

これまでの作品もそうだったように、このユニットの特徴であるエスニックなスタンスは、全体のトラックプロデュースも積極的に先導したTinaに依るところが大きい。そのためどちらかと言えば、Tinaによる音の実験場における一つのオプションがSUIKENとMACKA-CHINのラップといった趣。

そんなわけで、NITROから辿り着いたリスナーの欲求にフォーカスしたのはDJ WATARAIプロデュースで、Tinaはほとんど参加していないマイクリレー・「
DO IT」くらいのもの。逆にHIPHOP的な視点で聴くことを辞めると、そうしたエスニック色の強い曲において、ラップの必要性が今一つ感じられない。特にビートとの折り合いを付けないSUIKENの詰め込みラッピンは、浮いて聴こえてくる。

結局、冗長だった前作の「
Get Away」を2分に満たないSkitに変更し、原曲に入っていたHIPHOPリスナー迎合のためのラップを完全に排除した「GET AWAY SCAT」が一番面白くなったのが何とも皮肉。これまで一貫して狙ってきたスタイルは非常に面白いと思うのだけれど、全作品を通して、ラップとエスニックな実験性の両立が最後までほとんど成功しなかったのが、本作でより明確になったと思う。ある種の不幸というか、「虜ロール」を初っ端で生み出せてしまったことが、逆に僅かな希望を灯す結果となって、ここまでの惰性延命的な活動につながった気も。


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