RATID -Realize A Thing In The Depths-

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Family / KOHEI JAPAN


1.Family < Album Ver. >
2.Have a nice day
3.ビター & スウィート < Remix >
4.ココニイル
5.I am the man
6.Ms. Money
7.今がイチバン
8.Skit・公園
9.スロウ
10.レンタカー
11.続・男はまぁまぁつらいよ < オジサンの小言 >
12.Skit・家族
13.子守唄
14.Blood, Sweat & No Tears
< Bonus Track >
15.ディリリリ・ダラララ DJ SANCON feat. KOHEI JAPAN
16.もしも息子が出来たなら・・・ DJ MITSU THE BEATS feat. KOHEI JAPAN

★★★★★★★☆☆☆


Mellow YellowのMC・KOHEI JAPANによる3rdアルバム。2007年6月20日発売。

お金との付き合いに悩んだり、過去の恋愛をふと思い返したり。年を重ね、多感な時期の葛藤を乗り越えて、結婚して子供が出来て。順調に人生を進むことの出来た人の多くが通る過程であるが、その現状を描いた作品は、「リアル」を重視するはずのHIPHOPにはほとんど見当たらない。ベテランのアルバム中に申し訳程度に数曲入ってるのがせいぜいのところ。特に子供が出来てからの生活なんて、自らの「リアル」な生活を描く際には避けることの出来ないくらい大きなファクターだと思うんだけれど。

そんな中で、昔は「
夜の狩人」なんて作ってグヘヘとしちゃってたKOHEI JAPANが「家族」をテーマに届けてくれた本作は、とっても温かかった。家族とドタバタしている様を平易な言葉で描くその感情は、ほっこりした幸せに満ち満ちている。その一方で、ポロっと愚痴をこぼしちゃう「続・男はまぁまぁつらいよ」で一番フロウが奔っちゃってるのも人間臭くて良い。

KOHEI JAPANを祝福するかのように多幸感を煽るド派手なトラック(5曲手掛けたBuzzer Beatsの音がどんどんテンション上がっていくのも良い)に後押しされてポジティヴに現状を肯定して見せるKOHEI JAPANのラップには、正直聴いていて勇気付けられた。大局的なテーマとしては、やっぱり子を持つ全国の親御さんにどストライクな内容ではあるんだろう。でも僕のようなペーペーの若者にも"つまり過去 昔より今が一番 メチャ充実" "若え頃は大人になんかなりたかなえ、とか言ってた けど実際大人になると若え頃より楽しい、つうの知ってた?"(「
今がイチバン」)と言って未来に光を灯してくれる彼のラップは、こんなギラギラした音楽を聴いてとかく斜に構えがちな人間に確かに温もりを感じさせてくれる。

MUROプロデュースの「
Ms.Money」が曲としてはパッとしなかったのが残念ではあるけれど、俯瞰して聴くと素晴らしい作品。曲数を稼ぐために色んなテーマを分散させたアルバムとは違って、明確に伝えたいメッセージが集まって形を成したアルバムの強さを示してくれた。

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02:07 | KOHEI JAPAN | comments(0) | -

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