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F.L.E.X. / FLEX UNITE


1.Intro
2.Guess Who's Back ?
3.Fly To Da Sky feat.4WD
4.Moment Of Truth
5.Brand New Day
6.Jive Talker
7.Wack MC feat.SATUSSY
8.L.A.Z.Y.
9.Money On My Brain
10.My Sunshine
11.Interlude
12.Dreams(remix)
13.同じ月を見ている
14.Tomorrow Is Another Day
15.Outro

★★★★★★☆☆☆☆


THE FLEX UNITEは勝、AZZROCKの2MCにバックDJであるDJ KAZGOODを加えた3人組。大阪を中心に活動を続ける。KREVAの「
くレーベルコンピ 其の伍」でフックアップされたことも記憶に新しい。本作は2007年7月に発表したEP「THE FLEX UNITE」、同年12月末に発表したシングル「The B」を経ての1stフルアルバムである。2010年1月20日発売。

全方向的に鍛え上げられた2MCのラップは、突き抜けた個性こそ無いものの、苦労を重ねた努力の跡が見え隠れする。非常にタイトで堅実なラップ。そして本作では「グループとしてのアルバム」を意識し、我を押し出さずに互いに普遍的なトピックでバランスを保ち、聴こえの良さを重視した。

しかし、それらの要素は「個性的ではないが巧い」互いのラップの活動範囲を更に狭め、より顔の見えないラップアルバムに落とし込んでしまったのではないだろうか。出鼻の「
Guess Who's Back?」こそ3年間溜めた勢いをある程度引き出すことに成功しているが、その後が続かない。6曲を手掛けたRYOTAや、B.L.のメインストリーム意識の華やかなトラックが、前述した要素に更に既視感を加える。リリックも聴き慣れた当たり障りの無い言葉だけが並ぶ結果となってしまい、せっかくのフルアルバムなのに、曲が進むごとに「いつか、何かで聴いたことがある感じ」という思いだけが強くなっていく。一つ抜けた完成度を誇るのが、結局は3年前のシングルからの収録であって新曲ではない、個人的な思いがラップを走らせた「同じ月を見ている」だったというのは何とも皮肉だ。

どちらかと言えばEVISBEATS製のピーヒャラトラックに乗る「
Jive Talker」やダブステップの「Wack MC」のような、アルバム中では変化球となっている曲の方が聴きどころはある。特に前者はライムとビートの鳴りの組み合わせが他の曲とは全く異なっていて、彼らの勤勉なスキルに新たな可能性を見た。本作は正直期待していたのとは程遠い出来だったが、既に土台は十分整っているラップなだけに、アプローチを変えれば一気に魅力的になるはず。
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09:59 | FLEX UNITE | comments(2) | -

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