RATID -Realize A Thing In The Depths-

新年度からは下ネタを言わない。
遼の最近読んだ本
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

web拍手
| - | - | -
A Pride and Fear / MACKA-CHIN


1.祈り
2.TAXXXI
3.HAU MY STEELO!
4.FLASH PHAT BACK 
5.TAKETHISSHIT 
6.ZEN-CHARA
7.CLUB BEIRUT 
8.月光~sosogu~


★★★★★★★☆☆☆


NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのブレイン・MACKA-CHINの1stミニアルバム。2006年8月9日発売。

世界各国を旅したMACKA-CHINが、その経験から得た感覚をそのまま音に流し込んだボヘミアンな作り。こう書くとT.A.K.The Rhyyymeの名作「
Citizens Of The World」のような煌びやかで穏やかな作風なのかと受け取られるかもしれないが、実際には真逆だ。頽廃的なサウンドプロダクションがアルバムを染め上げる一方で、MACKA-CHINのラップは「旅」と「世界」を軸に据え現代に葛藤する。

自らの旅に自問自答する
祈り」から間延びしたインストものも挟み、「ZEN-CHALA」で物質主義的、メディア一層的な社会を切り捨て、その「闇」からの脱走を試みる。そんなMACKA-CHINは「Club Beirut」で、戦争、内戦が歴史の大部分を占めてしまう悲劇の国・レバノン共和国の首都であるベイルート(多民族都市として有名)のクラブで自らの求めていたヒッピーなパーティーを実現する。その後「月光」で同じ月の下に同志たちの存在を感じ、"気持の車に行き先任せ"、"背中を武装し""月が照らす道をも蛇行"していこう、と静かに決意を固める。

本当のところでの意図は本人にしか計り知れない部分がどうしてもある。しかし僕がこの作品から読み取った限り、作中に込められた意識的、あるいは無意識的かもしれないメッセージは、言っちゃなんだがNITRO部隊の作品とは思えないほどスピリチュアルな魅力に溢れている。純粋なラップアルバムとしての魅力こそ満点とは言えないだろうが、自身の経験を踏まえた上での、この作品全体を通しての心情描写の巧みさは今こそ再評価されても良いのではないか。副題の"Town in which fellows who like stimulation gather"はまさに作中を通して彼が見つけ出した、ジャケットに写った都会の片隅にある、月明かりが届くだけの荒れ地であったのだろう。きっと宝島。
web拍手
03:56 | MACKA-CHIN | comments(2) | -

06
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--