RATID -Realize A Thing In The Depths-

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孤立無援の花 / Jazzy Blaze


1.本編までのあらすじ
2.Here We Go
3.ウワサのウワサ
4.Rep 078
5.OUTSIDA's Recall [Produced By HIROISHI (2004)]
6.the LINKs feat.MIKRIS & KGE [Produced By Vaxim (2006)]
7.Bring tha Beatz // N.O.B feat  [Produced By RYUJA (2006)]
8.キャントストップ・ウォントストップ [Produced By Vaxim (2005)]
9.レッドアラート [Produced By Nao the LAIZA (2005)]
10.サイレントキラー [Produced By Nao the LAIZA (2006)]
11.戦慄のカスタネット [Produced By Nao the LAIZA (2005)]
12.SPIT THE GAME
13.checkmate [Produced By Vaxim (2005)]
14.SEXY BACK
15.ライム・アーマー
16.Exodus 05' [Produced By Nao the LAIZA (2005)]
17.We Gotta Go!! feat. MINT [Produced By HIROISHI (2004)]
18.マイカフォンソロイスト
19.ドキュメントXP [Produced By HIROISHI (2004)]
20.孤立無援の花 [Produced By HIROISHI (2003)]
21.Exclaiming Against The World  [Produced By HIROISHI (2002)]
22.砂上の楼閣  [Produced By Vaxim (2006)]
23.サンクチュアリ // TOMOGEN feat.  [Produced By Vaxim (2005)]
24.P.L.G.O.
25.ストリート・スター
26.078 city of Mind  [Produced By HIROISHI (2003)]
27.END ROLL 〜One Take It Easy〜

28.Bonus Track

★★★★★★★☆☆☆

昔から神戸を拠点に活動し、韻踏合組合の「
ジャンガル」を始め関西を中心に様々な作品でその名前を見掛けるようになったラッパー・Jazzy Blaze。最近ではMUROのベストアルバム「DA CREATOR」収録の新曲・「Ayo! Blues」に、MURO曰く「スキル重視で選んだ」若手としてKGE、BESと共に参加した事も記憶に新しい。本作はDJ GEORGEによる過去の音源を中心としたMIX CDアルバムという形態を取ってはいるが、演奏時間の短い曲が当然多くなることを踏まえても多くのリスナーにとっては事実上の1stアルバムと言って良いだろう。2007年1月16日発売。

ラップスキルのクオリティを無心に追求し、通りの良い声でセンス良くライムする様はスタイルだけ見ればSIMONや同じ関西仲間のDoberman Incなんかにも通じるものがある。しかしアメリカのHIPHOPイズムを吸収してオーセンティックなオレイズム満載の語りを絡ませつつも、タイトル通り親の都合で、時には自分の意志で各地を転々としたり、一時身を寄せながらも「本編までのあらすじ
」で脱退したD-ST.ENTに毒づいたりとサヴァイヴしてきたJazzy Blazeはその半生について言葉を紡がずにはいられない。結果本場のトラックを幾つもまんま流用し、そうした音に良く合うしなやかなフロウと声質を示しながらも、中身の言葉はどうしようもなく過去と目の前のリアリズムに溢れ、関西弁がそこに妙な人情味を与える。モード的な"アメリカっぽさ"を目指している他の大勢のラッパーとJazzy Blazeが異なるのはこの点で、その珍妙な組み合わせのギャップこそが彼の魅力でもあるだろう。そしてその魅力は当然その性質上、客演よりも丸々自分のステージを作れるソロ作で発揮されることになる。

彼のセンチメンタリズムが全面に押し出された、「
Bring The Beatz」〜「戦場のカスタネット」の流れや「孤立無援の花」、「砂上の楼閣」辺りは客演では味わえないJazzy Blazeに触れられる、非常に興味深い、ソロ作ならではの醍醐味だ。「Here We Go」、「キャントストップ・ウォントストップ」のように純粋に疾走するラップでアガりたいリスナーへの気遣いも忘れず、Jazzy Blazeという人間に興味を持った人を楽しませるには十分な作品だろう。「SPIT THE GAME」や「SEXY BACK」なんかのストリートものならではの遊び心もニクい。
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23:15 | Jazzy Blaze | comments(0) | -

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