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SUNRIZE / NITEFULLMAKERS


1.STILL ON FIRE
2.MG ZERO
3.HEY MAMA
4.HOMIES
5.NITE PLAY feat.SHAKA-T & SCARFACE (from SUN SQRITT)
6.FREE
7.SUNRIZE

★★★★★★★☆☆☆

USUを中心に新潟で活動を続けるNITEFULLMAKERSのデビューミニアルバム。2006年7月31日発売。現在のメンバーはUSU、TOTOROW、SWANPの3MCにDJ TORAとDJ ZENの2DJ体制だが、このミニアルバムでは現在は脱退したメンバーが2人在籍している。1人はTOSHI、もう1人は現在HillcrhymeのMCとして主に中高生の携帯で大活躍中のTOCだ。NITEFULLMAKERS名義の作品でメンバーとしてのTOCのラップが聴ける唯一の作品である(外部作品へのNITEFULLMAKERSとしての参加曲は除く)。

曲名を見ればわかるように、セルフボースティングを軸にしながらも親、友達への感謝ものやパーティシットなどを7曲の中にバランス良く配置。ここに全曲5人のMCがフル参加するその足並みの良さも含めて、デビュー作らしく丁寧な作品作りをしている印象を受ける。

難点はどうしても付きまとう既視感か。DJ ZENとDJ TORAがそれぞれ手掛けるトラックはボトムよりも上ネタに重きを置いたシンセ重視の音で、そこに乗っかる各人のラップも一定のレベルではあるものの、2006年の作品という事を加味してもスタイルがやや古臭い。さすがスキルで一歩抜けるUSUに、やや力量の劣るSWANPとTOTOROWのラップスタイルが思いっきり被っていることがそれを更に助長している。このサウンドとラップの組み合わせは、2000年代前半のHIPHOPバブル期のそれを思い起こさせる。例えばGICODEの質感なんかはかなりこの作品に近いと感じる。

ただその既視感を取り払うまでには至らないものの、良い加速を見せた「
STILL ON FIRE」での食い荒らしっぷりに見てとれるように、ややラフな声質でクールにキックするTOSHIと、歯切れの良い高音でカツカツ踏んでいくTOCの脱退組のキャラが立っている。特に今はなんだかんだ言われるTOCのラップは非常に良いアクセントになっている。彼の存在が無くなったこれ以降の作品は、没個性化が進んでいるんじゃないかと不安で聴くのが怖いくらいだ。

それでも2000年代前半に散々踏み固められてきたHIPHOPスタイルを基盤にしているが故に安定した作風は、このタイプが苦手じゃなければ中々楽しめるのも事実で、特に早めのビートで手早く仕掛ける曲の出来が良い。レゲトンで攻める「
NITE PLAY」のテンポの良さや、「SUNRIZE」(これは純粋にカッコ良い)なんかがそうだ。ソウルフルなバックコーラスが気持ち良い「FREE」だって爽快だし、目新しさこそ皆無ながらも一定の品質は保っていると言える。
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23:09 | NITEFULLMAKERS | comments(0) | -

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