2011.04.09 Saturday
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1.Intro 2.God Bird feat.KB,DEV-LARGE,XBS,GORE-TEX 3.Interlude 4.YUSHA 5.God Bird (instrumental) 6.YUSHA feat.KB,RICE
★★★★★★★★★☆
元ブッダブランドのNIPPSの2ndシングル。2001年12月27日発売。2001年の12月にこのジャケを持ってくる感覚はヌけてるのか計算してやってるのか、もうどっちに転んでも人として決して身に付けたくない外道センス抜群っていうね…。
トラックは全てNIPPS & DJ HISAによる"RYDEEN"が手掛けており、アブストラクト系のビートをルーツとするDJ HISAの好みが良く出た仕上がりの音が並ぶ。タイトル曲「God Bird」については今さら語る事もない大クラシックなのであまり多くの言葉は割かない。しかしストリートの不浄感を多少の塵を残して清浄な世界に仕上げたこの曲が、他のクラシックとは異なる同空間異層なストリート感を纏っているのは間違いない。そこがHIPHOPマナーに従順である事で成し遂げられた他の良曲と並んでも、なおこの曲が魅力的である理由なのだろう。空気感の勝利。あとは抜群の曲への導入に成功したKBと同じくらい、XBSの声の映え方は立派だと思う。
しかし今となっては、このシングルでは「YUSHA」にその価値が置かれるだろう。4曲目でインストとして収録された曲がシークレット扱いでKBとRICEを迎えてラップ入りの曲に。2分足らずのショートソングだが、だからこそ無駄が省かれ寄り道無しのマイクリレーとなった。ダウン重視のトラックに、この曲がデビュー作となるRICEの声が良く映える。アルバム未収録という点を除いても聴くに値する一曲だろう。最後はNIPPSのヴァースがフェードアウトして終わるので、聴き取り辛くなるリリックを書き起こそうと思ったけれど、実際起こしてみるとあまりにバカバカしい言葉の羅列だったのでやめました。ジャケット以外はそんなにNIPPSが遊んで無いシングルという印象があったが、トラックや他の客演陣の雰囲気がまともだっただけでNIPPSは相変わらずのノリだったことに気付く。ダメやん。
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