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Threee / EAST END


1.マチガイ NICE & SMOOTH
2.スーパーティーチャー〜Super Party Teacher〜
3.34の三銃士
4.Left & Right
5.Eのに
6.The 6th Sence
7.ラブハンドル
8.I am a DJ
9.4WD Turbo 〜Live at P-Stadium〜
10.シンクロ ナイズド スウィンギング
11.アイノテ
12.Message
13.いつかどこかで

★★★★★★★☆☆☆

GAKU-MC,Rock-Tee,YOGGYから成るEASTEND名義の作品としては3枚目となるフルアルバム。カムバック祝いにFG大感謝祭の様相を呈していた前作「
Beginning of the endless」から一転、客演もなければトラックプロデュースも全てYOGGYとRock-Teeの2人で済ませた、完全な自前アルバムとなった。ジャケにひと悶着あったが2005年6月22日発売。

GAKUのソロアルバムがバリバリの優等生なリリックに手の込んだ元気いっぱいの生音を合わせた作品で、そのあまりのJ-POPエッセンスの強いひたむきさに、僕のような日陰を歩くリスナーは気恥しくて失恋したときくらいしか引っ張り出す気になれなかったのが正直なところ。でもこのアルバムはRock-TeeとYOGGYが用意したHIPHOPフレイヴァ溢れるトラックのおかげで、HIPHOPの文脈から彼らを辿ってきた方でも違和感なく入り込めるアルバムとなっている。

GAKUのリリックは相変わらず教科書道徳的な前向きさで、そこに34歳(当時)を迎えて幾らか達観し出した気配すら感じられるからかなり説教的。でもそこに上から物を言う嫌味ったらしさは全く感じられない。あくまで全てをポジティヴに締める彼のスタイルの成せる技だろう。トラックにHIPHOPのエッセンスを残しながらも暗部は取り払ったこの感じ、嫌いじゃないです。凄くFG的。

"オレこそが最強のMC"みたいな決まり文句の代わりに"オレこそがスーパーティーチャー"と歌う「
スーパーティーチャー」やあくまで次の世代に向けた「I am a DJ」みたいな、説教的なおせっかいソングでの溢れるパワーは中々のもの。ロートルパワーを内に向けて只の寒い親父ギャグソングと化した「34の三銃士」よりずっと良い。サッカー愛を歌うノリの良い「Left &  Right」も楽しい。

不満点としては、HIPHOPビーツではあるもののやはりどうしてもアルバムの狙いから明るいトラックで統一されていて、そこに載るリリックの姿勢もずっと一貫しているからアルバムで聴くと各曲に似たり寄ったり感を感じる事か。HOOKも似たようなものばかりだし。まぁこれはメリットと裏表だし、総合ではその統一感が生み出す楽しさの方が勝ってはいるのだけど。あとはさほど必要でない韻を踏もうと無理しているGAKUのラップも、もう少し韻に踏まれずに自由にやって良いと思う。

でもルサンチマン式のHIPHOPばかり聴いてると忘れそうになる、前進のパワーとしてのHIPHOPの一つの形がここにあるのは間違いない。聴いてると嫌な事を忘れられる、誰にでも平等に語りかけて肩を叩いてくれる、そんなHIPHOPだってきっと必要だ。HIPHOPにありそうで中々無い、丸々一曲リスナーへの感謝を歌ったストリングスが切ない「
いつかどこかで」を聴けば、大人も子供もお兄さんもお姉さんもコワモテB-BOYもA-BOYもきっとEAST ENDが大好き。人の良い素敵なグループです。
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