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Cruisin' / GOKU




1.Cruisin' Produced by DJ FUMIYA,GOKU
2.モンダイノエムシー Produced by ALG(Soul Scream)
3.Dialoge feat.DABO,Ragga-G produced by DJ SUDA
 
4.Cruisin' (Instrumental)
5.モンダイノエムシー (Instrumental)
6.Dialoge (Instrumental)

★★★★★★★★☆☆




[GOKU (CARGO/CYCLE)]

HIP HOP/JAZZ/DRUM'N'BASSなどジャンルを越えたクロスオーバーなラップアーテイスト兼プロデューサー。
10代はじめ頃からバンドを組み、ギター、ベース、ドラムなどの楽器を演奏するようになったが、‘95年オーストラリア、シドニーでMCとしてのキャリアをスタートさせる。現地音大でジャズギター、ヴォーカル、理論などを学ぶ傍らHIP HOPに傾倒する。そこで地元アーティストらとセッションやフィーチャリング・リリースなどを重ねながら、DJ ROC RAIDA/DJ DISK/WICKED BEAT SOUND SYSTEM/TREY/METABASS & BREATHらとも共演。
‘97年、帰国後すぐにZEEBRA、DABOらと共にフィーチャリング参加したコンピレーションは2万枚以上を売り上げ、このシーンの先駆け的存在の一員となる。
その後もRIP SLYMEのDJ FUMIYAやDABO、福富幸宏、KABUKI(GER)とのコラボレーション、またCRYSTAL KAY等の様々なアーティストへのフィーチャリング参加などで活躍。
ライブ活動も活発でJERU THE DAMAJA、FUNKY DL、LIVING LEGANDS、ACEYALONE、SHINGO 2、UGLY DUCKLING、CRANK CASE、RAY BARBEE、LOOP TROOPなどの来日時に共演している。‘01年からはDRUM'N'BASSのMCとしても活動し、GOLDIE、CRAZE、JUJU、ZED BIAS、DJ RON、FREAKY FLOW、DJ EZの来日時に共演。’02,’04年にはKABUKI(GER)とのJapanツアーに同行し、’03,’05年にはPentagonと共に約1ヶ月間のヨーロッパ、ジャパンツアーを見事に成功させるなど、数多くの国内外のアーティスト達と共演を果たし、親交を深めている。’02年 には待望のソロアルバム"TIME"のリリースを皮切りに、DJ BAKU/a.s.a./MSCなどと共にHIP HOP専門誌blast主宰のコンピレーション”HOMEBREWER”への 参加、DJ KRUSH/KYOTO JAZZ MASSIVE/石野卓球/砂原良徳らとともに、SONY USAから発売されたコンピレーション"JAPAN FOR SALE3"への参加、CRYSTAL KAYのアルバムへの参加などと活躍の場を広げている。’03年には自身の主宰するイベント"托鉢"名義でのコンピレーションアルバムを発表し、bird、椎名純平、LOOP JUNKTIONらとコンピレーション”NATURAL VIBES”(SONY)にも参加。 SONYの海外向けコンピ’Neo Japan’では久保田利伸、平井堅、Chemistry、Crystal Kay、Soweluらの曲と並び収録された。’01年からはトラック制作にも力を入れ始め、Styles Of Beyond(USA)のリミックスをはじめ多くのオファーが寄せられている。また、’96年、ドメスティックヒップホップシーンの黎明期より自身のバンドユニットBlue Monk Quartet(椎名純平や、現Crystal movementのRagga Gも在籍した)を結成し、HIP HOPからNU JAZZ、DRUM’N’BASSにわたるまで幅広くオープンマインドに取り入れる思想のもとに音源を発表、意欲的に活動を続けていたが、’04年メンバーを一新し、ハイブリッド・ユニットCARGOを結成。’04年、’05年とRainbow(AZ Tribe)/Epic Sonyから2枚のミニアルバムを次々にリリースしたほか、イタリアの老舗ラテンハウスレーベルIrmaの看板コンピ”Sister Bossa”にも収録されるなど話題には事欠かない。
(CYCLE OFFICIAL HOMEPAGEより引用)



DJ SACHIHOの「BREAK POINT」への参加やDJ FUMIYAとの共作「GOOD MUSIC」などを経てGOKUが発表した1stシングル。2000年8月23日発売。

やっぱりGOKUは不思議な魅力を持ったラッパーだ。透明な声でそのリリックを限りなく無機質な状態にして、HIPHOPらしからぬ整頓された音の上に吐き出す。その言葉自体にもフロウにもさしたる特殊性が埋まっているわけでもないのだけれど、理論立てて成される音への乗せ方が、その声で発せられる語感が、聴いていてただただ気持ち良い。

そういう意味で、唯一ALGが王道なHIPHOPビーツを提供した「
モンダイノエムシー」が逆に彼のキャリアではやや異端か。これもまだまだ90年代の流れを汲んだ良質なファンキーシットではある。DJ SACHIHOとの「BREAK POINT」でもそうだったが、こうしたトラックでも問題なくそのスムースさを発揮出来るのは凄い。のそのそ歩くALGの音を急き立てるようにして走るGOKUの言葉達が耳に心地良い。ただこの曲でのGOKUは、声といいフロウといいやたらC.Tに似ている気が…。

Cruisin'」はFUMIYAとの共作でのトラックが打ち込みながらもSEが効果的で、GOKUの声質の魅力を存分に引き出す仕上がりに。この「Cruisin'」がいわゆるウエッサイな方々が車で海岸を流す為に作る似た類の曲と異なるのは、都会の雑踏を流す時の為に作られている点だ。太陽光ではなくコンクリートの熱を和らげるためには、男臭い熱と情感のこもったHIPHOPビーツではなく、隙間隙間に柔らかさが感じられるこの打ち込みとGOKUのクリアな声のタッグで攻めたのはなるほど正解だ。出来が良いので結局は夏場のどんなシチュエーションにも対応出来るような良質な楽曲に仕上がった印象。

定番ビートにSEやパーカッションを加えてデジタルに纏めた音がこの時代にしてはやたらにテクニカルな「
Dialoge」は、何をやっても100点満点の頃のDABOがやりたい放題。この頃のDABOにこんな自由度の高いトラックをあげちゃ、そりゃ「おはしの国のMC Fuckタイマイ」やら「キホンダネー」やら言っちゃいますって。自分のフィールドで戦うGOKUも善戦するも、DABOのブッ飛んだ1Verseには流石に力負けした印象。HOOKを担当するRagga-Gが意外とハマっていて良かった。

3曲のシングルではあるが、その中で自分のスタンスをきっちり初見のリスナーにも認識させつつ、「
モンダイノエムシー」のような正統派もこなせる事を示した良く出来たシングルだと思う。結局この後この路線を暴走特急で突き進んでしまい、HIPHOPから片輪外れたような斜め上すぎるフルアルバムを完成させてしまうのだが。

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20:05 | GOKU | comments(0) | -

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