RATID -Realize A Thing In The Depths-

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NIWAKA / 茂千代


1.O-CITY LIVE 
2.LONGEST TIME 1 (SKIT) 
3.KEIKEN 
4.BRING DA NOISE 
5.WAR IN A MIND 
6.MIRACLE 
7.GET BUSY(golden year) 
8.LA LA LA means WALK THIS WAY feat. BAKA DE GUESS? 
9.強い意志 
10.汗とホコリにまみれ 
11.OFF 
12.EVERYTHING 
13.HEY YOUNG WORLD 
14.LONGEST TIME 2 (SKIT) 
15.NEW BEGINNING 
16.CHANCE 
17.NIWAKA 
18.BIG BANG
 

★★★★★★★★★

遂に茂千代がアルバムを出した!!この男の口からは、目ん玉ひんむいて歌詞カードをを見てしまうような押韻が発せられるわけでも、流し聴きしてて思わず脊髄反射的にヘッバンしてしまうような変態フロウが出てくるわけでもない。ただただ「いかにこの自然に溢れ出た伝えたい言葉を、最もカッコ良くスピットするか」、その一点に照準が向けられる。押韻しまくってどうのだの、この音をこのフロウでこう乗りこなしてどうのなんてことは他でやってればいい。伝えたいこの生の言葉達をいかに迅速かつ最善の配置でアウトプットするか。その職人気質はデスペラード時代から現在まで変わることはなかった。

リリックがパーソナリティに根差したものになっているのも、決して現行のシーンの流れから影響を受けたものではなく彼自身のこれまでの軌跡が自然とそうさせたのだろう。これまでの自身の活動を時に悲観的にもなりながら語るリリックは、勝手にドラッグディールやら自分の半生を語ってる輩のそれとは一線を画す。彼が描く10数年は、リスナーが現場で、音源で共に共有してきた年月なのだ。その中で積み重なってきた思いを、ここにきて喜怒哀楽入り混じってリスナーに吐き出す意味。その重みは他のMCとは比較にならない。これぞベテランにのみ可能な作風。

前半で回顧、中盤で一旦クールダウンしたのち、一転アグレッシヴに言葉を吐き出し怒涛の展開で締める終盤と、決して後ろ向きなアルバムとして終わらせない練りに練ったアルバム構成もさすが。特にAnarchyの2ndでも同じような事を言ったけど、こういうアルバムにSlick Rickの同名曲にインスパイアされた「HEY YOUNG WORLD
」みたいな、次世代に優しく光をあてる曲があると本当気持ち良い。捨て曲などあるはずもなく、曲単位でお勧めしたい曲も沢山あるけど、それよりも一枚通して聴いて、茂千代という男のデカさを味わってほしい。それくらいソロ作品として自分を立たせることに成功した一枚だと思う。砂埃舞うような土臭いトラックで終始後方から支援したDJ KENSAWも流石。
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11:01 | 茂千代 | comments(0) | -

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